Mechanical girl ANZU

本作品は、オリジナルデザインのロボット少女です。動画チュートリアル制作案件における作例として制作し、「アムールトラ × 現代的なビビッドカラー」をテーマに、ハイポリゴンモデルとして仕上げました。

コンセプトは「ロボットの少女がファッションを楽しむ世界観」です。自我を持つ存在として表現するため、目は人間に近い質感とし、脚部は義足のように換装可能な構造を意識してデザインしています。

また、各所にアムールトラを想起させる意匠を取り入れ、トラの持つ危険性やしなやかさと、10代少女の不安定でエネルギッシュな印象を掛け合わせたキャラクターとして設計しました。

映像作品用のモデルとして制作し、カメラがかなり近づいた場合にも耐えられる解像度を意識しました。また、リギングは簡易的ではありますが、ゼロからMayaでリグを作成しています。

目のシェーディングにはMayaのRampノードとNoiseノードを組み合わせ、ノードベースで調整可能な構造を構築しています。

衣装はMarvelous Designerによるクロスシミュレーションで制作し、それ以外のパーツはMayaを中心にモデリングしています。

ディテール面では、左腿裏にピンク色の手榴弾を配置し、あえて不完全さや違和感を持たせることでキャラクター性の強化を図りました。

本作品は、デザイン系チュートリアルプラットフォーム「WingFox」にてCGモデリング学習教材として展開しました。

オリジナルメカキャラクターモデルのデザインからモデリング、一枚絵の完成までの全工程を収録し、80本以上の動画を作成しました。

ハードサーフェスキャラクターモデリングというニッチなジャンルでの良い教材資料が作成できたと思います。

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